関西大学第一中学校の環境学習を行いました

6月21日と7月12日に、関西大学第一中学校2年生約240名に環境学習を行いました。

■6月21日(火) 事前学習

私たちの生活に身近な「清涼飲料」から環境問題について考えてもらおうと、
清涼飲料の製造・販売をされているコカ・コーラウエスト株式会社と、
廃棄飲料をリサイクル処理しているリヴァックスと協働で、関西大学第一中学校にて講演を行いました。

コカ・コーラウエストから、地球温暖化や水資源、飲料容器のリサイクルをはじめとする廃棄物に関する問題について、
クイズを交えながら説明していただき、これらの問題に対する同社の取り組みが紹介されました。

リヴァックスからは、賞味期限切れや不良品という理由で廃棄される飲料製品のリサイクルについて説明しました。
容器と中身の液体に分けることによって、
アルミ缶やスチール缶などは金属に、PETボトルは繊維素材に、液体はバイオマス燃料に再資源化していることを話しました。

●事前学習:関西大学第一中学校

kaikoushiki

■7月12日(火) 施設見学

6月の事前学習を受けて、リヴァックスのリサイクル施設を見学いただきました。

飲料製品の搬入・保管からバイオマス燃料ができるまでの各工程や利用用途、
容器と中身の分別方法について説明し、破砕処理後のPETボトルやバイオマス燃料を見ていただきました。

●施設見学:リバース・マネジメントセンター

uetsuke

●施設見学:乾燥施設

syuukaku

●施設見学:座学

taue
生徒からは、「飲み物が燃料になることに驚いた」「できるだけごみを出さないようにしたい」などの感想をいただきました。
この環境学習を通して、環境問題に興味を持ったり、自分たちにできることを考えたりする第一歩になればと思います。